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レンタカーでドライブ中に、万一の災害が起こってしまったら?

2024.08.15
  • コラム

こんにちは、京都の格安レンタカー会社、ベストレンタカーです。

8月も半分が過ぎました。夏休みもあと少し。夏休みの思い出にレンタカードライブを計画している人もいるかもしれません。

そんな中出たのが、気象庁の「巨大地震注意」です。イベントが中止されたなどの報道を観て「出かけて大丈夫かな」と思った人もいるかもしれません。

幸いなことに、今このブログを書いている時点では、大きな地震は起きていません。とはいえ、災害はいつ起きるかわからないもの。備えあれば憂いなしともいいますので、何かしらの準備はしておいたほうが安心です。

そこで今回は、ドライブ中に地震などの災害に遭ったときの対応や、荷物に入れておきたい防災グッズについて紹介します。

防災グッズは、災害時だけでなく渋滞時にも使えるものがあります。きっと、快適なドライブの参考になりますよ。

運転していて地震に気づくのは震度いくつから?

運転していると、なかなか地震に気づきにくいものです。

気象庁によると、運転している人が地震に気づくのは、震度4以上だそう。震度4というと、なかなかの強さの揺れです。電線が大きく揺れて、寝ている人のほとんどが驚いて目を覚ますレベルですね。

参考:https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/kaisetsu.html

ドライブ中に「地震!?」と思ったときは、それなりの揺れだと思っておきましょう。

なお、スマホの緊急地震速報は

・最大震度が5弱以上、または最大長周期地震動階級が3以上と予想された場合に
・震度4以上または長周期地震動階級3以上が予想される地域を対象に

発表されます。万一ドライブ中にスマホの緊急地震速報が鳴ったら「震度4以上がくる」と考えたほうがよさそうですね。

参考:https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq25.html

運転中に地震が起きたときの対処法

まずは、運転中に地震が起きたときの対処法について紹介します。

また、警察庁やNEXCO西日本、JAF、阪神高速のページも紹介しておきますので、こちらも参考にしてください。

警察庁:大地震が発生したときに運転者がとるべき措置
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/seibi2/saigaiji/daizisinnunntennsya.html

NEXCO西日本:よくあるご質問
https://www.w-nexco.co.jp/faq/11/

JAF:[Q]クルマを運転中、大きな地震の発生や緊急地震速報があったらどうすべき?
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-natural/subcategory-another/faq232

阪神高速ドライバーズサイト:あんぜん走行ナビ 地震のとき
https://www.hanshin-exp.co.jp/drivers/driver/emergency/jishin.html

1.道路の左端に安全に車を停める

まずは車を停めます。

ただし、揺れたからといって慌てる必要はありません。急ブレーキを踏む、車線から強引に左車線に入って停車するなどはかえって危険です。

高速道路を走行中は、急ブレーキで停止するのは非常に危険です。後続車に追突されないよう、ハザードランプをつけてゆっくり左端に寄せて停止しましょう。

また、停めるところにも配慮が必要です。交差点や踏切の中は避けましょう。トンネルの中、特に出入り口付近は崩落の危険があるので避けたほうがいいです。

2.情報収集を行う

車を停めたら、ラジオやスマートフォンで情報収集をします。経験上、災害情報はNHKのラジオが一番早く確実なように思います。

レンタカーの場合はラジオにどうやって切り替えるのかわからないこともあるかもしれません。その場合はスマートフォンのラジオアプリやSNSなどを使って情報収集をしましょう。

SNSをしている人は、災害時に備えてNHKなどのマスメディアのアカウントをフォローしておくといいでしょう。私(ブログ担当スタッフ)も、マスメディア関係アカウントのリストを作り、災害時にはチェックするようにしています。

3.移動する

情報収集した結果、問題なく走行し続けられそうであれば運転を再開します。

今いるところに問題はなくとも、ドライブの目的地近くや少し先の道路に土砂崩れや陥没などが起きている可能性もあります。ラジオをつけっぱなしにして道路情報をチェックする、スピードを落として走行するなどして、安全運転を心がけましょう。

高速道路にいる場合は、警察官やパトロールの人の指示に従って行動してください。

4.避難する場合

情報収集した結果、そこから避難しなければいけない場合もあります。
そのときは、以下の点に注意してください。

・エンジンは停止
・車のキーは運転席など車内のわかりやすい場所に置いておく
・窓は閉める
・車のドアはロックしない
・運転席などに連絡先を書いたメモを残し、貴重品(車検証)を持って避難する

ドアをロックせず、キーを置いたままにしておくのは、車を停めた場所に緊急車両が来くるなどした場合に、車を邪魔にならない場所へ移動できるようにするためです。

エンジンを止めることには車両火災を防ぐ意味が、窓を閉めておくことには火災の車内への引火を防ぐという意味があります。

運転席に連絡先を書いたメモを残しておくのは、後日、自分が運転していた車だと証明するため。車検証などの貴重品も合わせて持ち出せればベターです。

レンタカーを運転中に地震に遭われ、車を置いて避難された場合は、身の安全を確保してからご一報いただきますようお願いします。

ひとつあれば安心の車載用防災セット。だけどレンタカーを利用する場合は……?

備えあれば憂いなし。万一に備えて、ドライブ旅行中にも何かしらの防災グッズは持っておきたいものです。

そこで便利なのが、車載用の防災セットです。必要な防災グッズがほぼまとまっているので、何を用意しようかと悩む必要はまずありません。

とはいえ、レンタカーをご利用になる方は、車に乗る機会もそう多くないでしょう。年に数回程度の利用のためにわざわざ買うのももったいないと感じる人もいらっしゃるかもしれません。

また、地元の方ならまだしも、旅行先でレンタカーを利用する場合はわざわざ車載用防災セットを用意すると荷物が大きくなってしまいます。

車載用防災セットは便利ですが、レンタカーの場合は使いにくいケースもありそうですね。

普段の荷物にプラスアルファで災害に備える!

年数回のドライブにわざわざ防災グッズを用意するのもちょっと、という場合は、いつもの旅行荷物にプラスアルファで万一に備えておくのがおすすめです。

ドライブ旅行にちょっと足しておきたい防災グッズをいくつか紹介しますね。

特に夏のドライブでは、飲み物を用意している方がほとんどでしょう。

そこでおすすめするのが、ペットボトルの水を1~2本多めに用意しておくことです。残ったら残ったで、家で飲んでしまえばOKですね。

食料

ドライブのお供にちょっとしたお菓子を用意しておく方も多いと思います。

そのお菓子に加えて、ちょっとした腹持ちがいいお菓子を多めに用意しておくのもおすすめです。グミキャンディや飴などを少し多めに用意するのもいいかもしれません。

カロリーメイトやプロテインバーなどもいいですが、こういった栄養食は口の中がパサパサしやすいので、飲み物も多めに用意しておきましょう。

常備薬・救急グッズ

旅行に行くときは、常備薬や絆創膏などを持って行く人もいらっしゃるでしょう。私(ブログ担当スタッフ)も旅行に行くときには、絆創膏と頭痛薬、整腸剤、目薬などをポーチにまとめて持って行きます。

このような常備薬や救急グッズも、いざというときはあると安心です。

旅行先エリアのハザードマップ

ほぼすべての自治体でハザードマップが公開されています。ドライブ先のハザードマップを事前に確認し、できればプリントアウトするなどして持っておくのもおすすめです。避難所の位置もわかるので、万一避難しなければいけないときも安心です。

保険証・お薬手帳

災害に関係なく、旅先で急に病気になることって意外とあります。私(ブログ担当スタッフ)も、子が旅行先で急に発熱して焦ったことがありました。

そんなときに備えておくと安心なのが、保険証とお薬手帳。

最近はお薬手帳のアプリもあるので、お薬手帳はアプリを使い、財布にそっと保険証を入れておくといいでしょう。

除菌シート・汗拭きシート

コロナ禍以降、除菌シートやアルコール消毒液を常備している人も増えたのではないでしょうか。

ドライブ旅行のときも、これがひとつあれば手指の消毒がすぐできるので便利ですよ。

暑い時期は、汗拭きシートも荷物に入れておくといいですよ。万一のときだけでなく、汗をかいたときのリフレッシュにも役立ちます。

マスク

感染症対策はもちろん、災害時は細かいホコリなどを吸い込まずに済みます。余裕を持って用意しておくことをおすすめします。

携帯トイレ

携帯トイレも用意しておきたいもののひとつです。特にレジャーシーズンにお出かけする場合や、小さなお子さんも一緒にドライブする場合はあると安心ですね。

使う機会がなく帰ってきたら、そのときはご自宅の防災リュックに入れておけます。あって無駄はないアイテムのひとつといえるでしょう。

出発前にお子さんの写真を撮っておく

これは災害に限らず、迷子対策としても使える方法です。

出発前に、その日のお子さんの写真を撮っておきましょう。

お子さんの服装をパッと思い出せないこと、ありませんか?特にドライブに行こうと朝からバタバタしていると、なんとなく服装が意識に残らないことってあるものです。

迷子になったときなどは、どのような服装をしていたのかが重要な手がかりになります。いざというときに「あれ?」とならないよう、写真を撮っておくと安心ですよ。

備えあれば憂いなし。レンタカードライブを安心してお楽しみください!

今回は、ドライブ中に万一の災害に遭ったときの対応や備えについてご紹介しました。

備えについては、災害対策だけでなく、渋滞や迷子対策にも使えるものがありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

それではみなさま、安全運転でレンタカードライブをお楽しみください。スタッフ一同、お問い合わせ、ご予約をお待ちしております!

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