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京都から行く「冬限定の温泉」とは?レンタカーでのんびり1泊旅!

2025.12.15
  • コラム

こんにちは、京都の格安レンタカー、ベストレンタカーです。

急に冷え込んできて、あたたかいお風呂が楽しい季節になってきました。

こんな時期になると恋しくなるのが、温泉です。

「温泉は年中楽しめるけど、やっぱり冬が一番いいわ~」……って、ちょっと待った!

実は、「冬にしか楽しめない温泉」というのがあるのです。

そこで今回は、冬季限定温泉を楽しみに行く、京都発・1泊2日のレンタカードライブ旅行をご紹介しようと思います。冬の週末旅行などにいかがでしょうか。

冬にしか存在しない温泉・仙人風呂

冬にしか楽しめない温泉、それは、和歌山県田辺市本宮にある川湯温泉の仙人風呂です。

本宮周辺は、川湯温泉のほか、湯の峰温泉、渡瀬温泉という3つの温泉があり、まとめて「熊野本宮温泉郷」と呼ばれることもある、知る人ぞ知る温泉地。

どの温泉も個性的なスポットなのですが、中でも川湯温泉の特徴は、温泉地を流れる大塔川から湧き出す温泉であること。源泉の温度は70度以上と高いのですが、川の水と混じり合ってちょうどいい湯加減になるのだそう。

そのため、夏などは、河原にスコップで穴を掘り「マイ露天風呂」を作れることで知られています。さらに12月~2月の冬季には、川を一部せき止めた大きな露天風呂「仙人風呂」が登場。川湯温泉の冬の風物詩となっています。

さらに、仙人風呂の営業期間中は毎日、夜間の灯籠ライトアップも。灯籠の優しい光に包まれ、冬の夜空を眺めながら温泉を楽しむ。こんな贅沢なひとときを過ごすことができるのです。

川湯温泉の住所等

川湯温泉の公式URL:https://www.hongu.jp (熊野本宮観光協会公式URL)

京都市街から川湯温泉へのアクセス

第二京阪道路を南下し、門真JCTから近畿自動車道に入って和歌山方面へ。南紀田辺ICから一般道に下り、国道42号を進む。天王池交差点を左折し、県道218号、県道35号を経由して国道311号に入ります。川湯温泉入口交差点を右折したら、川湯温泉はすぐそこです。

京都からの所要時間は約4時間。それなりに長時間のドライブになるため、適宜休憩しつつ走ってください。駐車場ついては、1泊の場合は各旅館にお問い合わせください。なお、仙人風呂近くにも無料駐車場があります。

 

実際どうなの?仙人風呂のリアルな楽しみ方と注意点

野趣溢れる仙人風呂ですが、実際に行く前には知っておきたいことがいくつかあります。その注意点をご紹介しておきます。

入浴時は水着着用

仙人風呂は、自然の川を利用してできた露天風呂。さらに、男女の区別はありません。

そのため、入浴する際には周囲から丸見えです。従って、水着着用は必須。裸で入ると、もしかしたら警察に通報されてしまうかもしれません。旅行バッグの中には必ず水着を入れておきましょう。

お湯に「浸かるだけ」

お風呂に入るなら、ついでに頭や身体を洗いたい。そう思ったとしても、仙人風呂ではNGです。シャンプーや石鹸を使うことはできません。

頭や身体を洗うのはホテルや旅館で。仙人風呂では、お湯を楽しむだけに留めましょう。

貴重品管理に気をつける

川湯温泉の公式サイトなどを確認したところ、ロッカー等の言及は特にありません。現地に行ってもない可能性があるため、貴重品の管理には注意が必要です。

万一に備えて、1泊旅行で行く場合は、貴重品は旅館に預けるなどした方がよさそうです。

飲食は不可

水分不足になるのが心配だから、お茶などを飲みながらのんびり温泉に浸かりたい。そう思う人もいるかもしれません。

しかし、仙人風呂は飲食禁止です。アルコール類はもちろん、ソフトドリンクも禁止なのでご注意ください。

天候や水量等によっては入れない

天然の川をせき止めて作った温泉であるため、悪天候時や川の水量が多いときは、仙人風呂には入れません。

京都から川湯温泉・仙人風呂へ、レンタカーを使うのがおすすめの理由

京都から川湯温泉・仙人風呂に行くには、レンタカーがおすすめです。その理由は大きく4つあります。

乗り換えなしでスムーズに移動ができる

川湯温泉・仙人風呂に公共交通機関を使って行く場合は、JRと路線バスの乗り継ぎになります。

ただし、この乗り継ぎがちょっと面倒なんですね。

まず、京都からJRで新大阪駅まで行き、そこから特急くろしおに乗り換え。約2時間かけてJR紀伊田辺駅から下車したあとは、路線バスに乗り換えてさらにまた約2時間。そうしてようやく、川湯温泉に到着することができます。京都から新大阪まで移動する時間も考えると、トータルで約4時間30分かかりますね。

しかもこの路線バスの本数は、1日5本。1時間に1本もありません。

一方、京都からレンタカー(クルマ)で川湯温泉に向かう場合の所要時間は、3時間30分~4時間程度。もちろん乗り換えもありません。より楽に移動できます。

荷物が多くても大丈夫

通常の旅行なら、最低限下着の替えだけ持っていけばなんとかなります。荷物もコンパクトにできるでしょう。

しかし、仙人風呂に入る場合は、水着が必須。そのため、荷物は少々かさばり、重くなります。

そのような荷物を抱えてJRとバスを乗り継ぐのは大変です。しかし、レンタカーならドアtoドアでの移動が可能なので、少々荷物が重たくても安心して、楽に移動できます。

温泉以外にも立ち寄る「ぶらり旅」が楽しめる

川湯温泉にJR+バスで行く場合、バスの本数の少なさゆえに、思っている以上に寄り道ができません。

前述のように、本宮地域には川湯温泉以外にもいくつか温泉があります。そこにも立ち寄りたい。どうせなら近くの観光スポットにも足を伸ばしたい。そのようなことを考えても、いざ計画を立てようとすると「ちょっと難しいなあ」と頭を抱えてしまうことに……

レンタカーなら、好きなタイミングで移動できるため、このような悩みはなし。川湯温泉以外の場所にも足を伸ばす「ぶらり旅」が楽しめます。

交通費が安く済む

JRとバスを乗り継いだ場合、1人あたりの運賃は片道8,450円(JR6,470円、バス1,980円)になります。往復で16,900円、2人で行くと33,800円ですね。

一方、レンタカーの利用料金は、弊社で普通車をご利用の場合、48時間プランで8,800円~(車種による)です。ガソリン代が別途必要とはいえ、往復で考えるとJR+バスでの移動よりはるかに安く済みます。

川湯温泉に行くなら立ち寄りたい!近くの観光スポット

川湯温泉にゆっくり滞在し、心ゆくまで温泉を楽しむのもおすすめですが、どうせなら近くの観光スポットにも立ち寄りたい。そのような場合のおすすめスポットを2つ紹介します。

湯の峰温泉

熊野本宮温泉郷のひとつ、湯の峰温泉。ここは日本最古の湯とも呼ばれ、かつては熊野詣での人々でにぎわったと言われています。

湯の峰温泉で一番有名なのは、日に7回お湯の色が変わると言われている「つぼ湯」。小さな岩風呂ですが、熊野の参詣道のひとつとして世界遺産にも登録されています。

そのせいか、最近は外国人観光客も多く訪れるようになっているのだそう。つぼ湯の予約も取りにくくなっているのだとか……

「つぼ湯」の予約が取れなくても、湯の峰温泉には公衆浴場など、誰でも利用できる温泉があります。さらに、売店などで卵や野菜を購入し、「湯筒」と呼ばれる温泉でゆでて味わうこともできますよ。

歴史を感じさせる、風情ある温泉街の佇まいも魅力的。落ち着いた雰囲気にほっと心和む、そんな温泉郷です。

川湯温泉からの所要時間は約10分。ちょっと足を伸ばすのにもおすすめの距離感ですね。

湯の峰温泉の住所等

湯の峰温泉公式URL:https://www.hongu.jp (熊野本宮観光協会公式URL)

熊野本宮大社

熊野速玉大社、熊野那智大社とともに、「熊野三山」と呼ばれる神社、熊野本宮大社。ここの神様のお使いは三本足の烏、八咫烏です。そのため、境内には八咫烏をモチーフにしたお守りや御朱印が多くありますよ。

また、明治時代まで社殿があった場所は現在大斎原(おおゆのはら)と呼ばれるエリアになっているのですが、ここの鳥居は一見の価値があります。鉄筋コンクリート製で、日本一の大きさを誇るのだそうです。

なお、熊野速玉大社と熊野那智大社は、川湯温泉からクルマでも約1時間前後かかります。立ち寄りたい場合は、たとえば1泊した翌日に朝少し早めに出て立ち寄って京都に帰る、というようなスケジュールにすることをおすすめします。

熊野本宮大社の住所等

公式URL:https://www.hongutaisha.jp
住所:和歌山県田辺市本宮町本宮
電話番号:0735-42-0009

冬季限定の温泉で、冬のドライブ旅行を贅沢に楽しもう!

今回は、冬季限定の温泉、川湯温泉の仙人風呂を紹介しました。冬の温泉の楽しみを、さらに「期間限定」で盛り上げてくれる仙人風呂は、冬のドライブ旅行にもぴったりのスポットです。

しかも、レンタカーなら交通費も抑えられるので、その分ちょっと宿や食事のグレードを高くすることも可能。お土産も少し奮発して買えちゃいます。さらに、近くのスポットと合わせた湯めぐりや、時間に余裕があれば熊野三山めぐりも楽しめるでしょう。

仙人風呂の営業は毎年2月末日まで。ぜひ今から、冬の週末旅行として計画してみませんか?

それでは、スタッフ一同、お問い合わせやご予約お待ちしております!

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