スタッフ思い出のドライブルート⑩

冬だとあまり好天に恵まれることか少ないという欠点はあるものの、雪が降る前の時期ならば海産物もおいしいですし、紅葉の名残を楽しみつつレンタカーで小浜へと向かいませんか?
京都北部は杉林も綺麗ですよ。

小浜は、少し前であれば、アメリカのオバマ大統領と共に話題に上っていましたが、最近はパッタリと聞かなくなってしまいましたね。
オバマ人気の低迷とともに、こっちも盛り下がってしまったかな?

高速で行っても良いのですが、大原経由で国道367を通っていくのも良いですし、琵琶湖湖岸を通っていくのも味があって良いですね。
どちらも交通量は多くないですし、運転が楽しい道です。
京都市内を抜けたら、片道ほんの2時間～3時間で小浜に到着です。

周山街道で舞鶴に出て、海岸線を小浜までというのもいいですね。

奈良時代以降、若狭一帯は、天皇家の食料である「御贄（みにえ）」を送る「御食国（みけつくに）」と呼ばれ、重要な役割を果たしてきたのだそうです。

平安時代に入ると海上交通の要地となって、大陸や朝鮮半島、日本各地との交易で栄え、小浜から多くの物が流入しました。

小浜と京の都が結ばれ、現在の“鯖街道”と呼ばれる幾筋もの道が整備され、都との頻繁な交易が続いたのです。

そのため、小浜市内には、現在も平安時代の仏像や鎌倉時代に創建された寺院が数多く残っていて、「文化財の宝庫」と呼ばれています。

それらの名所・旧跡は京都と同様大変重要な文化財であり、「京都は見尽くした」という方にも、新たな平安・鎌倉期の歴史遺物を見る機会を与えてくれます。

京都見物に飽きたら、ぜひ、レンタカーで小浜ドライブしてみませんか?