2024年の干支「辰」にちなむパワースポット!?天橋立へレンタカーで行こう!
- 2023.12.15
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- コラム
こんにちは、京都の格安レンタカー会社、ベストレンタカーです。
さて、2024年がもう目の前に迫ってきました。そろそろ、新年早々のおでかけ予定を考えている人もいることでしょう。そこで今回は、来年の干支「辰」にちなんだドライブにおすすめエリア、天橋立を紹介します。ぜひ、参考にしてください!
海を悠然と泳ぐ龍!?天橋立(京都府宮津市)に行ってみよう!
天橋立は、宮津湾にある細長い砂州です。長さは約3.6kmあり、幅は狭いところで約20m、広いところで約170m。砂州全体に約6700本の松が生い茂っていて、実は歩いて渡れます。宮城県にある松島、広島県の宮島と並ぶ日本三景のひとつとして知られています。
「天橋立」という名前の由来は、『丹後国風土記』によると伊射奈芸命(いざなぎのみこと)が立てておいたはしご。天界と下界を結ぶために伊射奈芸命がはしごを立てていたが、それが海に倒れてしまい、細長い陸地になった……と伝わっています。
たしかに、天橋立は地図で見ると「なるほどこれははしごのようだ」と思える、まっすぐな砂州です。しかし、少し高いところから見ると、天橋立はまた「龍」のようにも見えるのです。
ということで、2024年の干支「辰」にちなんだドライブおでかけにぴったりの場所なのではないかと思うのです。
天橋立めぐりにぴったり!?「一龍万倍」で願掛け
最近、天橋立めぐりでおすすめのアクティビティが誕生しています。それが、「一龍万倍」という開運体験です。
「一龍万倍」とは龍の伝説にちなんだ開運体験。天橋立ビューランドもしくは天橋立傘松公園で「龍の願い玉」という開運グッズを購入し、それを持って股のぞきをする。そのあとは付近の御利益ある寺社に「龍の願い玉」を奉納する……というものです。
開運体験というと今ひとつわかりにくいかもしれませんが、要するに、ちょっと手の込んだ寺社への祈願方法ということですね。観光スポットと寺社を一緒に巡れるので、参拝と観光の両方を一度にできる、ちょっとお得な方法といえるかもしれません。
いずれにしても、辰年のはじめにやるにはぴったりの体験だと思います。興味がある方は、ぜひ!
一龍万倍の公式サイトはこちら
https://matanozoki.jp/
まずは、天橋立へのドライブルートをチェック!
ではまず、天橋立へのドライブルートをチェックしましょう。
天橋立に行くには、京都縦貫道を利用すると約2時間程度で行けます。一般道でも行けますが、その場合は3時間30分~4時間程度かかります。あちこち寄りながらのんびり行って、現地で1泊というなら一般道でもいいかもしれませんが、日帰りでさっと行きたいなら縦貫道利用が断然おすすめです。
縦貫道に乗ったあとはひたすら北へ。宮津天橋立ICから一般道に出たあとは、宮津市内の府道9号線を北に進みます。浜町交差点(国道178号線とのT字路)にさしかかると、「道の駅 海の京都宮津」があります。ここを左折して西に向かうと、天橋立に到着です。
なお、丹後鉄道天橋立駅付近、文殊エリアは混雑しがちです。駅付近の駐車場が混雑している場合は、海沿いにもう20分程度走って、傘松公園がある笠松エリアまで行くのもありですよ。
駐車場情報は、天橋立観光協会のサイトに詳しく紹介されていますので、こちらも参考にしてください。
天橋立ビューランドで、天翔る龍に出会う!
さて、文殊エリアに到着したらまずは天橋立ビューランドに足を運びましょう。文珠山という山の上にある天橋立ビューランドからは、天橋立や宮津の絶景が楽しめます。とくに股のぞきをしたときの天橋立は、空を飛ぶ龍のようだとして「飛龍観」と呼ばれています。股のぞき台が園内に数か所ありますので、だいたいほぼ待ち時間なしで股のぞきができるのもうれしいところ。
ここはちょっとした遊園地になっていて、小さな観覧車などもあります。カフェやレストランもあり、天橋立を眺めながらお茶やランチをするのにもぴったり。かわらけ投げもできるので、新年の運試しや願掛けに試してもいいかもしれません。
また、天橋立ビューランドへの上り下りはモノレールもしくはリフトを使うのですが、暖かい日であればおすすめは断然リフト。とくに山から下りるときは天橋立を正面に眺めながらゆっくり下りていくので、最後まで絶景を楽しめます。
天橋立ビューランドの住所・電話番号・営業時間等
公式サイト:https://www.viewland.jp/
住所:京都府宮津市字文珠
電話:0772-22-1000
営業時間:季節によって異なります。
2月21日~7月20日 9:00~17:30
7月21日~8月20日 8:30~18:00
8月21日~10月20日 9:00~17:00
10月21日~2月20日 9:00~16:30
入園料:中学生以上850円、小学生450円
智恩寺(文殊堂)で学業&スキルアップ祈願
天橋立ビューランドから下りたら、天橋立のすぐ横にある智恩寺(文殊堂)にお参りしましょう。
智恩寺は、文殊堂という通称からもわかるように文殊菩薩をお祀りしたお寺です。文殊菩薩は知恵の神様として知られています。お子さんがいる方であれば、お子さんの学業成就などをお祈りしてもいいかもしれませんね。いらっしゃらない方は、たとえばご自分の仕事の資格取得やスキルアップを祈願してもいいかもしれません。
また、智恩寺の境内ではしばしば猫ちゃんが散歩しています。私も何回か見かけたことがありますが、観光客が多いお寺の猫ちゃんのせいか、けっこう人慣れしています。ただし、追いかけたり、勝手に食べ物をあげるのは控えてくださいね。
智恩寺の住所・電話番号等
公式サイト:https://www.monjudo-chionji.jp/
住所:京都府宮津市字文珠466
電話:0772-22-2553
境内の立ち入りは自由ですが、本堂のお守り・御朱印の受付は8:00~17:00です
遊覧船に乗って対岸の笠松へ
智恩寺の門前にはお土産屋さんなどが軒を連ねています。のんびり冷やかしてもいいのですが、天橋立の「龍」を満喫したいなら、智恩寺から歩いて5分程度の船着き場に「天橋立桟橋」から天橋立観光船に乗りましょう。
天橋立観光船は、天橋立の西側を、対岸にある一の宮桟橋まで航行している観光船です。約12分で対岸まで行けるので便利ですよ。
天橋立観光船について
公式サイト:https://www.amano-hashidate.com/sightseeingboat/
運賃:大人片道700円(往復1,200円)、小児片道350円(往復600円)
※対岸にある傘松公園へのケーブルカー券も含まれたお得なきっぷあり。詳しくは公式サイトを確認してください。WEBから予約もできます。
傘松公園で、天に昇る龍に出会う
一の宮桟橋に到着したら、ケーブルカーに乗って天橋立傘松公園に向かいましょう。
天橋立傘松公園は、成相山にある公園です。スカイデッキ(展望台)や股のぞき台があり、最初に紹介した天橋立ビューランドとはまた違った天橋立の姿を楽しめます。
天橋立ビューランドから眺めた天橋立は少しカーブしているようにも見えましたが、傘松公園からの眺めはややまっすぐ。「神様のはしごが海に落ちた」という伝説にも納得できる姿。股のぞきをしたときに見える天橋立の様子は、まるで勢いよく天に昇っていく龍のようなので「昇龍観」と呼ばれています。
傘松公園には展望台のほか、お土産物屋さんやカフェもあります。個人的におすすめなのは、冠島沓島遥拝所。若狭湾に浮かぶ小さな無人島、冠島(かんむりじま)と沓島(くつじま)を眺めるスポットです。「遥拝所」と呼ばれているのは、この2つの島に神様が降臨したと伝わるところだから。天気がいいときにここから眺める海と島の様子は、自然と頭を下げたくなる美しさです。
天橋立傘松公園について
公式サイト:https://www.amano-hashidate.com/kasamatsu_park/
住所:京都府宮津市大垣19-1
営業時間:カフェやお土産物屋さんが入っている「AmaTerrace」は8:30~16:30、下りのケーブルカーの最終便は17:00
※一の宮桟橋から天橋立桟橋への観光船最終便は16:45発が最終です。観光船で文殊エリアに戻る場合は早めに下りることをおすすめします
運賃:大人片道340円(往復680円)、小児片道170円(往復340円)
雪が降りやすい時期。ドライブで行くときにはくれぐれもお気を付けて!
さて、冬に日本海側へレンタカーでドライブする場合は事前の情報収集がポイントです。2023年から2024年にかけての年末年始は暖冬予想が出ていますが、それでも念のためお天気予報やライブカメラ(天橋立のライブカメラは検索するといくつか出てきます)をチェックしておくほうがベター。万一雪が予想される場合は、寒さ対策、雪対策も考えたほうが安心です。
あとは、冬は日没が早かったり、観光地によっては営業時間が短くなったりしているので、そのあたりも確認しておくと安心。無理のないスケジュールでドライブをお楽しみください。
それでは、スタッフ一同お問い合わせ・ご予約お待ちしております!