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レンタカーで、自然と共にアートを楽しみに行こう

2025.08.31
  • コラム

こんにちは。京都の格安レンタカー、ベストレンタカーです。

いよいよ8月が終わり、暑さはまだまだ続くものの、少しずつ秋の気分になってくる時期です。

そこで今回は、一足早くアートの秋をレンタカーで楽しめるドライブコースをご紹介します。日帰りや1泊旅行の目的地の参考になれば幸いです。

神戸六甲ミーツ・アート 2025 beyond(兵庫県神戸市)

関西を代表するアートイベントのひとつ、「神戸六甲ミーツ・アート」。避暑地としても人気の六甲山を中心に開催される野外アートの展示です。

神戸六甲ミーツ・アートは、2010年から開催されているイベントで、今年で16回目。残暑が厳しい時期から本格的な秋まで、季節の移り変わりをアートとともに実感できるのが魅力です。

神戸六甲ミーツ・アート 2025 beyondの詳細

公式URL:https://rokkomeetsart.jp
会期:2025年8月23日(土)〜11月30日(日)
休場日:8月~10月の毎週月曜(月曜祝日の場合は翌火曜日)、11月4日(火)
開場時間:10:00〜17:00
鑑賞パスポート料金:昼パス 大人3,000円 小人1,200円

※9月20日~11月30日の土日祝日には、夜間に「ひかりの森」というライトアップイベントも開催されます。
「ひかりの森」を鑑賞する場合は、昼夜パス(大人4,000円 小人1,700円)もしくは夜パス(大人1,900円 小人950円)が必要です。

さて、神戸六甲ミーツ・アートの作品展示会場は、大きく以下の9つあります。

・六甲ケーブル
・天覧台
・兵庫県立六甲山ビジターセンター
・六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)
・ミュージアムエリア(ROKKO森の音ミュージアムなど)
・トレイルエリア
・六甲ガーデンテラスエリア
・みよし観音エリア
・風の教会エリア

時間があれば全部回るのももちろん良いですが、レンタカーで気軽に訪れるなら、おすすめは「ミュージアムエリア」。

ミュージアムエリアの見どころ

ミュージアムエリアは、ROKKO森の音ミュージアムや散策路にアート作品が配置されているエリア。屋外を散策をしながらアートを楽しんだあとは、ROKKO森の音ミュージアムでオルゴールの音色に耳を傾けてるなど、五感を使って六甲の自然とアートを満喫できます。

また、ROKKO森の音ミュージアムではオルゴール組立体験(別料金)もできるので、記念にオリジナルのオルゴールを作ってみるのもおすすめです。

さらに、このエリアには「六甲高山植物園」という植物園も含まれます。平地では見られない高山植物を中心に集めた植物園で、特に11月頃になると一足早い紅葉が楽しめます。ただし、ここ数年は酷暑の影響で紅葉の時期が例年と異なることが多いため、事前にご確認いただくことをおすすめします。

京都市街から神戸六甲ミーツ・アートへのアクセス

名神高速道路を神戸方面へ。吹田JCTから中国自動車道へ入り、西宮山口JCTから阪神高速7号線に入ります。からと東ICを出て六甲山方面に進み、六甲有料道路へ。裏六甲ドライブウェイを経由して六甲山町交差点を左折すると、ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園へ至ります。京都からの所要時間は約1時間30分。

駐車料金は有料です(平日1,000円、土日祝日2,000円)。

国際芸術祭 BIWAKOビエンナーレ 2025(滋賀県近江八幡市)

BIWAKOビエンナーレは、滋賀県近江八幡市エリアで行われるアートイベント。会場には空き家や古民家も活用され、アートだけではなく地域の魅力を再発見できるイベントでもあります。

また、会期中はコンサートやワークショップも開催されます。イベントの情報は公式サイトや公式SNSで随時更新されるそうなので、ぜひチェックしてみてください。

国際芸術祭 BIWAKOビエンナーレ 2025 の詳細

公式URL:https://energyfield.org/biwakobiennale/
会期:2025年9月20日(土)〜11月16日(日)
休場日:水曜日(11月12日は開場)
開場時間:10:00〜17:00
鑑賞パスポート料金:通常料金 一般3,500円、高校生・大学生2,500円、中学生以下無料
※9月19日まで販売中の前売りは一般3,000円、高校生・大学生2,000円、中学生以下無料

国際芸術祭 BIWAKOビエンナーレの会場エリアは、大きく3つ。

・近江八幡旧市街地エリア
・長命寺エリア
・沖島エリア

どのエリアも魅力的なのですが、個人的におすすめしたいのは「沖島エリア」です。

沖島エリアの見どころ

沖島とは、琵琶湖にある小さな島です。

この島の特徴は、なんといっても「日本で唯一の、淡水湖にある有人島」ということ。人が住む島は日本はもちろん世界中に数多くありますが、人が住む淡水湖の島は、世界的にみても非常に珍しい存在です。

島の中には大きな道がなく、主な交通手段は徒歩もしくは三輪自転車。歩いても2時間ほどで一周できる小さな島は、のんびりと散策するのにもぴったりです。

特に秋は、琵琶湖を渡る風が心地良い季節です。アートと琵琶湖の自然を楽しむのにぴったりの場所ですよ。

京都市街から国際芸術祭 BIWAKOビエンナーレ(沖島エリア)のアクセス

五条通(国道1号線)を大津方面へ。大津市内に入ったらさざなみ街道を目指し、さざなみ街道(県道25号)を北上する。「国民休暇村」への案内看板が見えたら、その看板に従って左折する。左手に「沖島来島者専用駐車場」があるので、そこに駐車。

京都からの所要時間は約1時間30分。駐車場の維持管理費として普通車300円が必要です。

車を停めたら、道なりに約5分歩くと堀切港に到着。ここからおきしま通船(片道500円)を利用して、沖島に渡ります。

瀬戸内国際芸術祭 2025(秋会期)

瀬戸内国際芸術祭は、香川県と岡山県の瀬戸内海の島々を会場にして開催されるアートイベント。3年に1度の開催なので、今年を逃すと次に行けるのは3年後です。

瀬戸内国際芸術祭の特徴は、なんといっても瀬戸内海という多島美あふれるエリアでアートを楽しめることです。船で島めぐりをしつつアートに触れる経験は、瀬戸内国際芸術祭ならではの醍醐味といえるでしょう。

会場となるエリアが広いため、少なくとも1泊するつもりで出かけるのがおすすめです。また、事前に十分な情報収集を行い、計画的に訪れるとより楽しめます。公式サイトなどに情報や注意点が多く書かれているので、それを必ず参照してください。

瀬戸内国際芸術祭 2025 (秋会期)の詳細

公式URL:https://setouchi-artfest.jp
会期:2025年10月3日(金)〜11月9日(日)
鑑賞パスポート料金:一般 4,500円、15歳以下無料
休業日:会場によって異なるため、詳しくは公式URLもしくは公式アプリで要確認

瀬戸内国際芸術祭の会場はとにかく広く、10を超える島やエリアが対象になっています。中でもおすすめは、直島エリアと小豆島エリア。小豆島の魅力については過去記事で紹介しているので、そちらを参考にしてください。

直島エリアのみどころ

直島は、面積8平方キロメートルの小島。ちなみに、京都市中京区の面積が7.38平方キロメートルなので、中京区より少し広い程度です。住民は約2,900人。

この小さな島は、近年、現代アートの聖地として日本はもちろん世界中から注目を集めています。

特に知られているのが、建築家の安藤忠雄氏が手がけた「ベネッセハウス」などの建築物や、草間彌生氏が手がけた「南瓜」のオブジェ。南瓜のオブジェは2021年の台風9号で一度は破損しましたが、翌年に再制作され再び設置されるなど、直島を象徴するアートとして親しまれています。

京都市街から瀬戸内国際芸術祭(直島エリア)のアクセス

直島に行くには、高松港から高速船を利用するのがおすすめです。京都からはまず名神高速道路を使って神戸方面に向かい、吹田JCTから中国自動車道へ。阪神高速7号線を経由して神戸淡路鳴門自動車道を走り、淡路島から四国に渡ります。

四国に渡ったあとは高松自動車道を経由して高松港へ。高松港周辺で車を停めたら、直島行きの高速船を利用します。

なお、高松港から直島まではフェリーが出ていますが、直島には駐車場が少ないため自動車での来島はおすすめできません。高松港周辺の駐車場を利用し、高松~直島は高速艇、高松に帰ってきてそこで1泊というスケジュールがおすすめです

アートの秋をレンタカーで楽しもう!

京都からレンタカーで行けるアートイベントを3つ紹介しました。高原や湖、海などの自然と一緒に楽しむアートはきっとより味わい深く感じられるでしょう。

ただし、秋でもまだまだ暑さは残ります。また、9月以降は台風も時々やってきます。ドライブの計画は無理のないスケジュールで立て、暑さ対策や万一の大雨、強風にも十分お気を付けください。

また、連休などはレンタカーの予約も混み合うことが多いので、予定を立てたあとは、早めのご予約をおすすめします。

それでは、スタッフ一同お問い合わせ、ご予約お待ちしております!

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