【2023年版】一足早い春を満喫したいなら、レンタカーで京都へ梅見ドライブ!
- 2023.02.28
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- コラム
こんにちは、京都のベストレンタカーです。
2月も終わり、いよいよ本格的に春の気配が漂うようになってきました。梅はもうすでに咲いていて、もうすぐ早咲きの桜も咲きはじめます。
そこで今回は、レンタカードライブで訪れたい、京都の梅・桜などの花の名所をご紹介します!ぜひ、ドライブの参考にしてください。
1.青谷梅林(京都府城陽市)
青谷梅林は、城陽市にある京都府下最大規模を誇る梅林。約20ヘクタールの土地に約1万本の梅が植えられています。1ヘクタールは1万平方メートルなので、20ヘクタールは20万平方メートル。京都市植物園の広さが約1万5000平方メートルというと、京都の方ならその広さがわかるのではないでしょうか。
ここには古くから梅が植えられていた(生えていた?)らしく、城陽市の観光だよりでは後醍醐天皇の皇子、宗良(むねなが)親王の歌を参考に、少なくとも鎌倉時代から愛されていた梅林だと紹介しています。
規模・歴史ともに、京都随一と言ってよさそうですね。
青谷梅林では、2023年2月25日から3月12日まで「梅まつり」を開催します。梅うどんなどの飲食が出るほか、梅干しや梅製品などの物販もあるので、梅を目、鼻、舌でたっぷり楽しみたい方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
京都市街から青谷梅林へのアクセス
まずは第二京阪道路で城陽ICへ。一般道に出たあとは、国道24号線、府道256号線、府道70号線を経由して走ります。
駐車場は「梅まつり」の期間になると臨時駐車場が設置されます。ただし、台数はそう多くないようなので要注意です。すぐいっぱいになってしまうことも多いそうなので、朝一番を狙っていくといいかもしれません。もしくは、近くのコインパーキングなどを調べておいてもよさそうです。
青谷梅林近くのスポット
京都方面に帰るときに府道256号線を利用して、宇治エリアに立ち寄るのはいかがでしょうか。平等院に立ち寄ったり、抹茶スイーツを楽しんだりしても楽しいと思います。天気が良ければ、太陽が丘(山城総合運動公園)を散策したり、ボウケンノモリでアスレチックを楽しんだりするのもよさそうですね。
2.綾部市梅林公園(京都府綾部市)
梅を市の花にしている綾部市随一の梅の名所、綾部市梅林公園は、広さ約15,000平方メートルの公園です。京都市内の方なら「京都府立植物園とほぼ同じくらい」と言うと、およその広さが想像できるのではないでしょうか。ぶらぶら歩いて回っても、2~3時間はかかりそうな広さです。観賞用の梅の木はもちろん、中には南高梅も栽培されているので、梅の実がなる6~7月には梅のもぎ取り体験もできるんですよ。
紅白さまざまな梅の木が花をつける様子は、とてもフォトジェニック。写真好きな人にも人気のスポットです。
例年3月中旬には「うめ梅まつり」というイベントも開かれます。2023年の日程等はまだ発表されていませんが、例年ライトアップや花火などのイベントが開催されるようなので、気になる方は綾部市観光ガイドなどのサイトをチェックしておくといいのではないでしょうか。
京都市街から綾部市梅林公園へのアクセス
京都縦貫自動車道を通って綾部安国寺ICで一般道へ入り、国道27号線で西へ向かいます。府道8号、9号線を経由して到着。
京都市街からの所要時間は約1時間30分。駐車場も十分広いので、駐車場には困らないはずです。
綾部市梅林公園近くのスポット
綾部市梅林公園に行ったら、あわせて立ち寄りたいのが、綾部ふれあい牧場。綾部市梅林公園から車で約5分のところにある、小さな観光牧場です。ヤギ、ウサギなどとふれあえるほか、レストランではジビエや焼き肉なども楽しめます。
3.わち山野草の森(京都府船井郡京丹波町)
自然をそのまま活かした公園、わち山野草の森。約12ヘクタールというとても広い敷地には、さまざまな植物はもちろん、池や小川などもあって散策しがいがあります。山野草の展示即売もあるので、ガーデニングなどが好きな方にもおすすめです。
この時期は、梅のほか、椿や福寿草なども開花しているようですよ。京丹波の里に訪れる春を実感できるのではないでしょうか。
京都市街からわち山野草の森へのアクセス
京都縦貫自動車道を経由して、丹波ICから一般道へ。国道9号線から27号線に入り、北に向かいます。所要時間は約1時間20分程度。駐車場は約50台分あります。
わち山野草の森近くのスポット
わち山野草の森のすぐ近くにあるのが、道の駅 和(なごみ)。特産品やご当地グルメが楽しめる道の駅です。公式サイトを見ると、ご当地バーガーの「さばーがー」、黒豆の「和知黒」を使ったスイーツなどがとてもおいしそう。
併設されている伝統芸能常設館では、和知に伝わる独特の人形浄瑠璃や和知太鼓など、地域の伝統芸能も楽しめます。
4.正法寺 (京都府京都市)
正法寺は京都市西京区にある真言宗東寺派のお寺です。京都市内ならレンタカーを借りるまでもないのでは?と思われるかもしれませんが、正法寺があるエリアはバスの便もあまり多くなく(1時間に1~2本くらい)、市内から行く場合は乗り換え必須。レンタカーを使う価値は十分あるエリアではないかと思います。
正法寺は、天平勝宝年間(749~757年)創建と伝わるお寺です。平安京遷都が794年なので、平安京よりも歴史あるお寺になりますね。参考までに平安京の前の都、長岡京遷都は784年なので、それよりもさらに古い平城京の時代からあったお寺なのですね。
小高い山の上にある正法寺、梅林があるのはその東側斜面です。約100本の梅の木が、東山連峰を借景に咲き誇る美しさは思わずため息が漏れるほど。
正法寺には他に、配置されている石がウサギ、ペンギン、イヌ、ヒツジ、サルなどの動物に見えることから「鳥獣の石庭」と呼ばれる石庭などの見所がありますよ。ゆったり見て回り、春のひとときを満喫してはいかがでしょうか。
京都市街から正法寺へのアクセス
国道171号線を通り、久世橋から国道201号線を物集女方面へ。府道140号線を西に向かう。所要時間は約30分。参拝者用の無料駐車場が30台分あり。
正法寺近くのスポット
正法寺のすぐ近くにあるのが、大原野神社。長岡京遷都時に都の守り神として奈良の春日大社を分霊したことに始まる神社です。来年の大河の主人公、紫式部が崇敬した神社としても知られているので、もしかしたら来年はスポットが当たるかもしれません。
春日大社の分社なので、おみくじやお守り、絵馬にも鹿のモチーフが使われています。御朱印も数種類あり、中には鹿の絵や切り絵を使ったものもありますので、可愛いものがお好きな方におすすめです。
京都らしい雰囲気を楽しみたいなら、車で10分ほど離れた場所にある洛西竹林公園もおすすめです。竹林の中を散策するのも楽しいですよ。
歴史好きな方なら、公園内に展示されている石仏は要チェック。この石仏は、京都市営地下鉄の建設工事のときに出土したもので、信長が旧二条城を建築するときに石垣に使ったもの。大河ドラマ『麒麟がくる』でも、信長が石仏を石材に使い、光秀が不快感を抱くシーンがありましたね。そんなシーンを思い出しながら見ると、歴史がいっそう身近に感じられそうです。
レンタカーで日帰り梅見ドライブに行きませんか?
京都府下のおすすめ梅のスポットを4つ紹介しました。日帰りドライブレジャーの参考にしていただければうれしく思います。
日帰りドライブにおすすめのレンタカーは、軽自動車もしくはコンパクトカー。正法寺のような市内に行く、いわゆる「ちょいのり」なら軽自動車が取り回しやすくておすすめです。綾部や京丹波に行く場合は、コンパクトカーのほうが疲れにくいかもしれませんね。
また、小さなお子様が一緒の場合は、乗り降りしやすいスライドドアの車種をお選びいただいたほうがいいかもしれません。グループで行かれる場合は、定員が多めのワゴンも良さそうです。
レンタカーでご利用いただける車種や装備についてご質問等ありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
みなさまのお問い合わせやご予約、スタッフ一同お待ちしております!