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雨の日のレンタカーは、いつも以上に運転にご注意を

2023.06.15
  • コラム

こんにちは!京都の格安レンタカー、ベストレンタカーです。

今年は梅雨が早く訪れた上にすでに台風がいくつか接近してきて、京都近辺もしばしば大雨に見舞われています。天気予報も頻繁に変わるため、お出かけ予定の日のお天気が気になり、そわそわと空を眺める人も多いでしょう。

雨の日は、晴れの日よりいっそう気を付けて運転しなければいけません。そこで今回は、雨の日にレンタカーを利用する場合に気を付けたい、安全運転のポイントをご紹介します。

雨の日の事故率は晴れの日の約5~21倍!なぜこれほど事故率が高くなるの?

雨 レンタカー 安全運転

雨の日は事故が起こりやすいというイメージを持っている人も多いでしょう。実際どの程度違いがあるのか、阪神高速道路のサイトに興味深いコラムがありました。

雨の日は事故が21倍!?「阪神高速の達人」に聞く、安全運転の心得

このコラムによると……

・雨の日の事故率は、直線区間では晴れの日の約5倍
・カーブ区間の場合は約21倍

にもなるのだそう(※)。

※阪神高速道路株式会社事故統計(平成16年4月〜平成20年12月)によるものなので、データとしては少々古いものです

雨の日の事故率が高くなる理由

これほどまでに事故率が上がる理由は、大きく2つあります。1つは雨で見通しが悪くなり、危険察知のタイミングが遅くなりがちであることで、もう1つは路面が濡れて制動距離(ブレーキをかけてから実際に停止するまでの距離)が長くなることです。

つまり、雨の日は「危ない!」と思うタイミングが遅くなりがちな上に、とっさにブレーキをかけても晴れの日のようにすぐに止まれないため、事故が起きやすいのです(晴れの日でも、クルマはすぐに止まれませんが)。

では、雨の日は具体的にはどのようなポイントに注意して運転すればいいのでしょうか。

雨の日にレンタカーを安全に運転するポイントその1:車間距離を取る

雨 レンタカー 車間距離 安全運転

雨の日には、晴れの日以上に車間距離を取りましょう。適切な車間距離を取っていれば、少々制動距離が伸びても先行車に追突することなく停止できる可能性が高まります。

とはいえ、悩むのは「適切な車間距離」の具体的な長さです。最も簡単に測るのは、JAF(日本自動車連盟)が提案する「時間」を使った測定です。

走行中の適切な車間距離は?│JAFクルマなんでも質問箱

具体的な測定方法は、先行車が前方の電柱を通過したときに「ゼロイチ、ゼロニ……」とカウントを始め、自車が同じ場所を通過するまでの秒数を測定するものです。一般道なら約2秒(ゼロイチ、ゼロ二)以上、高速道路なら約3秒(ゼロイチ、ゼロ二、ゼロサン)以上の時間がかかれば、「適切な車間距離」を取っていると判断します。

さっきお話ししたとおり、雨の日は制動距離が長くなります。ということは、上記の数字よりもう少し長めにカウントできる程度の余裕は必要になるでしょう。

雨の日にレンタカーを安全に運転するポイントその2:スピードは控え目に

雨 レンタカーを運転するときはスピードに気を付けて

雨の日は、スピードの出し過ぎに十分な注意が必要です。

気持ち控えめなスピードで走るように心がけるのはもちろん、いつもより少し早めにアクセルから足を離す、少し早めにブレーキを軽く踏んで減速するなどの、すぐに止まれる工夫も大切です。

ある程度スピードを出さないと、クルマの流れの邪魔になるのではないかと思う人もいるかもしれません。しかし、雨の日は周囲のクルマも全体的にスピードを抑えているものです。焦らず、安全を優先させましょう。

さらに、雨の日には道路や路肩に水たまりができやすくなります。スピードを出した状態で水たまりに突っ込んでしまうと、大量の水をはねて歩行者やバイク、後続車に迷惑をかけることもあるでしょう。できるだけ水たまりを避け、避けられない場合はスピードを十分に落として走行することをおすすめします。

雨の日にレンタカーを安全に運転するポイントその3:「急」がつく運転を避ける

雨 レンタカー 安全運転 急ハンドルは避ける

急ブレーキ、急アクセル、急ハンドルなど、運転中の急激な動作は、晴れた日でも事故に繋がりやすいものです。雨の日ならなおさらでしょう。いつも以上に穏やかな動作で運転する必要があります。

特に注意したいのは、急なハンドル操作です。雨の日は路面が濡れているため、急ハンドルはスピンアウトやスリップの原因となる可能性が高くなります。

「急」といえば、ウインカーも急に出さないようにしましょう。運転していると、ウインカーを出さない、あるいは出してもギリギリのタイミングで出すドライバーが時々見受けられます。急に先行車が右左折や車線変更をすると、後続車を驚かせることもあります。早めにウインカーを出して、自分の動きを早めに周囲のクルマに知らせましょう。自分はもちろん周囲のクルマも慌てずに運転できるようになり、事故防止につながります。

雨の日にレンタカーを安全に運転するポイントその4:運転前に走行ルートを確認する

レンタカー ドライブ 雨の日は事前にルート確認

大雨が予想される場合は、目的地へのルートを事前に確認しておきましょう。具体的なチェックポイントは、交通規制区間とアンダーパスです。

・交通規制区間
大雨が予想される場合は、目的地へのルートに交通規制がないか確認しましょう。京都の場合、特に北部や南部の山間部の道路に大雨交通規制区間が見られます。市街地や高速道路を走る場合はまず大丈夫ですが、山間部に向かう場合は事前に確認しておくと安心です。

・アンダーパス
アンダーパスとは、線路などの下をくぐる際に低くなった道路のことです。京都市にお住まいの方であれば、JR京都駅の少し西、堀川通がJRの線路と立体交差するところを思い浮かべていただくとわかりやすいでしょう。

大雨の場合、アンダーパスが冠水して通行困難になることがあります。冠水した道路に入るとエンジンやバッテリーなど中心にクルマがダメージを受ける可能性があります。走るルート上にアンダーパスがあるかを確認し、ある場合は迂回路も調べておきましょう。

特に大雨が予想されている場合は「急がば回れ」の精神が大切です。少々遠回りになったとしても、無理せず安全なルートを選ぶことが安全運転のポイントです。「危ないかも?」と思ったらナビや交通情報を活用して、より安全なルートを探してください。

雨の日にレンタカーを安全に運転するポイントその5:余裕を持ったスケジュールで運転する

レンタカー ドライブはスケジュールに余裕を持たせる

最後に、可能であれば運転スケジュールには余裕を持たせるようにしましょう。

雨の日は、晴れの日よりも所要時間が長くかかりがちです。そこで、予定を早く切り上げて早めに帰ってくるようにするといいでしょう。場合によっては、行き先を変えてしまうのも選択肢のひとつです。遠出する予定を近場のショッピングモールなどに変更してみてはいかがでしょうか。

レンタカーのご利用数日前から天気予報をチェックして、当日悪天候だった場合はどうするかを事前に考えておくと、当日雨でも「どうしよう」と悩まずにすみますよ。

雨の日も安全運転で、レンタカードライブをお楽しみください!

レンタカードライブは、晴れの日ばかりとはかぎりません。6月はまだまだ梅雨の真っ最中です。梅雨が明けても、夏の間は突然の豪雨や台風に注意しなければいけません。

雨の日は晴れの日より少し運転に注意が必要ですが、雨の日ならではの楽しみもあるものです。適度な雨だと町並みもしっとりとして見え、落ち着いた雰囲気が楽しめるでしょう。ぜひ安全運転を心がけて、雨の日ならではの楽しいレンタカードライブをお楽しみください。

さて、6月ももう半ばになりました。そろそろ夏休みのご予定を立てる方もいらっしゃるでしょう。弊社では例年、7月の半ばになると夏休みのレンタカーのご予約が増えてきます。今はまだご予約に十分余裕がありますので、もしもうご予定がお決まりでしたら早めのご予約をおすすめします。

どの車種を選べばいいかわかりにくい場合は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

京都でレンタカーを借りるなら、おすすめはこんな車種!

また、カーナビやチャイルドシートなどのオプションもご用意しておりますので、必要に応じてこちらもぜひご利用ください。

車種・プラン、オプション等について詳しくはこちらのページをご覧ください。

ベストレンタカー 車種とプラン

それではみなさま、安全運転でレンタカードライブをお楽しみください。スタッフ一同、お問い合わせ、ご予約をお待ちしております!

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