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新生活に備えてとっておきのバッグを探すドライブへ

2025.02.15
  • コラム

こんにちは。京都の格安レンタカー会社、ベストレンタカーです。

2月に入り、そろそろ4月からスタートする新生活準備を始めている人も多いのではないでしょうか。

進級、進学、就職などに備えて、新しいバッグをお探しの方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、京都からもほど近い「カバンの聖地」こと兵庫県豊岡市へのドライブをご紹介します。

素敵なカバンと出合ったあとに立ち寄りたい、寄り道スポットもいくつか紹介しますので、早春の日帰りドライブにいかがでしょうか?

バッグなら、兵庫県豊岡市の「カバンストリート」

「カバンストリート」はカバン専門店が集まった商店街

豊岡市にある「カバンストリート」は、カバン(バッグ)専門店が軒を連ねる商店街。

立ち並ぶお店では、バッグの購入はもちろん、オーダーメイドの注文、修理などができます。長く愛用できる上質なバッグから、日常使いできるカジュアルなバッグまで、さまざまなバッグと出合えるでしょう。

さらに、小物作り体験ができるようなお店もあるので、バッグ好きな方ならひとつひとつ見て回るだけでもあっという間に時間が過ぎていくはずです。

さらに、商店街の中には非常に珍しい「バッグの自動販売機」もあります。手頃な値段でちょっとしたお土産が欲しい場合は、こんな自動販売機を使ってみるのもいいかもしれません。

そもそも、なぜ豊岡が「カバンの街」になったのか

日本にバッグ(カバン)が入ってきたのは明治時代です。しかしそれ以前から、「胴乱」や「行李」と呼ばれるカゴや袋が、持ち歩き用の荷物入れとして使われていました。

豊岡のカバン作りもまた、この「行李」と呼ばれるカゴが起源です。豊岡にはもともと、柳行李の材料によく使われる「コリヤナギ」という柳が多く自生していました。今でも、夏になると「柳まつり」というお祭りが開かれるほどです。

奈良時代にはすでに、豊岡でコリヤナギを使った行李作りが行われていたそうです。さらに室町時代から桃山時代、江戸時代にかけて、豊岡の柳行李作りはますます盛んになりました。柳行李作りは一大地場産業として、豊岡を支え続けたのです。

明治になり、西洋からバッグ(カバン)が入ってくると、豊岡では柳行李にバッグのスタイルを取り入れたカバン作りが盛んになっていきます。やがて本格的なバッグ作りが始まりましたが、その品質は国際的にも高く評価され、1893年のシカゴ万国博覧会や1900年のパリ万国博覧会ではそれぞれ銀賞を受賞しています。

このような歴史を受け、豊岡市は豊岡カバンを中心とした町おこし、地域おこしを熱心に行っているのです。

なお、豊岡では今でも、コリヤナギを使ったカゴ作りや柳細工作りが行われています。和装が好きな方なら、和装時のバッグとしてコリヤナギのバッグを探してもいいかもしれませんね。

カバンストリートについて

公式URL:https://www.cabanst.com/
住所:兵庫県豊岡市中央町
電話番号:0796-22-2089(拠点施設 カバンステーション)
営業時間:店舗による(カバンステーションは 11:00-18:00)
定休日:店舗による(カバンステーションは木・日曜日 ※祝日は営業)

京都からカバンストリートへのアクセス

京都縦貫自動車道を北上。宮津天橋立ICから山陰近畿自動車道に入ります。京丹後大宮ICから一般道に降り、国道312号線を豊岡方面へ向かいます。

駐車場は、付近の市営駐車場などのコインパーキングを利用してください。京都からの所要時間は約2時間30分~3時間です。

少し運転時間が長くなるので、高速道路のSAや、峰山や久美浜などの市街地ロードサイドの適当なコンビニなどで適宜休憩を取るのがおすすめです。

豊岡でカバンを買ったら、寄り道して帰るのもあり!

豊岡で気に入ったカバンに出合ったら、帰りは少し寄り道してはいかがでしょうか。おすすめの寄り道スポットを3つ紹介します

おすすめスポット1 出石

レンタカードライブ 出石

出石とカバンストリートは、クルマで約20~30分の距離。ちょっと立ち寄るにもぴったりの場所にあります。

特におすすめは、出石のシンボル「辰鼓楼(しんころう)」を中心とした街歩き。

辰鼓楼は、札幌の時計台とほぼ同時期に建てられた、日本最古の時計台のひとつです。もともと太鼓を叩いて時を知らせていたそうで、だから名前に「鼓」の字が入っているんですね。

歴史を感じる町並みはのんびり散策するにもぴったり。また、名物の「出石そば」で、京都に帰る前に軽く腹ごしらえをしておくのもおすすめです。

レトロモダン好きなら明治20年に建てられた「出石明治館」、時代劇や江戸時代好きなら出石城の家老の屋敷「出石家老屋敷」もおすすめです。

なお、出石明治館、出石家老屋敷ともに最終入館16:30なので、出石到着が夕方ちょっと遅い時間になりそうときはご注意ください。

出石の観光情報

公式URL:https://www.izushi.co.jp/ (公式観光ガイドHP)

カバンストリートからのアクセスは、まず国道312号線を南へ。円山大橋西詰交差点を左折して円山川を渡ったあとは右折し、国道426号線に沿ってさらに南へ。

出石中心部にはいくつか大きめの駐車場があるので、そこを利用してください。

おすすめスポット2 和久傳ノ森

和久傳ノ森公式サイトより

もうひとつのおすすめスポットは、京丹後市にある「和久傳の森」。「和久傳」といえば、京都でも人気の料亭。ここは、そんな和久傳発祥の地です。

和久傳の食品工房やレストラン、美術館があるので、ふらっと立ち寄って美術館を見て、工房見学をして、軽く食べて帰るのもよさそうですね。

また、ミュージアムショップではお土産も販売されています。紫野和久傳の「おもたせ」も購入できますよ。

ただし、工房レストランのラストオーダーは17:30。豊岡を出る時間が遅くなったら、立ち寄りはちょっと難しいかもしれません。豊岡を出発する時間に合わせて立ち寄るか決めるといいでしょう。

和久傳ノ森の住所・電話番号・営業時間

公式URL:https://mori.wakuden.kyoto/
住所:京都府京丹後市久美浜町谷764
電話番号:0772-84-9898(工房レストラン)
定休日・営業時間:公式URL内の「営業カレンダー」参照 

豊岡カバンストリートからは、国道312号線を京丹後大宮IC方面へ約30~40分。駐車場あり。

おすすめスポット3 城崎温泉

どうせなら1泊してのんびりしたい!という方は、城崎温泉に立ち寄るのはいかがでしょうか。

城崎温泉は、豊岡からクルマで約20分。説明するまでもない、人気の温泉地です。

外湯めぐりもいいですが、城崎ロープウェイに乗って、山頂駅から城崎や日本海に流れ込む円山川を見下ろす絶景を楽しむのもおすすめです。城崎ロープウェイ山頂駅からの眺めは、ミシュラングリーンガイドで一つ星を獲得しているんですよ。

また、カバンストリートから城崎に行く途中には「玄武洞公園」があります。

玄武洞は、約160万年前の火山活動により生まれた玄武岩の洞窟です。洞窟といっても中には入れませんが、規則正しい石柱状の玄武岩が並ぶ様子は圧巻で、一見の価値がありますよ。

ガイド付きでの見学もできるので(無料・要予約)、興味がある方はぜひどうぞ!

玄武洞公園について

公式URL:https://genbudo-park.jp/
住所:兵庫県豊岡市赤石1347
電話:0796-22-4774

豊岡カバンストリートからは、県道548号線を北へ約10~15分。普通車70台分の駐車場があります。

城崎温泉について

公式URL:https://kinosaki-spa.gr.jp/ (城崎温泉観光協会)

豊岡かばんストリートからは、県道548号線を北へ約15~20分。玄武洞公園を越えたら間もなく到着です。JR駅前などにコインパーキングあり。宿泊する場合は、宿泊施設にご確認ください。

京都から豊岡に行くモデルコースは?

京都から豊岡に行く場合のモデルコースを紹介します。レンタカーを使ってドライブするときの参考にしてください。

なお、所要時間はおおよそです。当日の道路事情などにより前後します。また、高速道路利用を前提にしています。

京都から行く場合の大まかなモデルコース 日帰り編

出石に立ち寄る場合

京都出発9:00→豊岡カバンストリート 11:30→(ランチ&買い物)→豊岡カバンストリート15:00→出石15:30→(散策・出石そばで晩ごはん)→出石19:00→京都21:00

和久傳ノ森に立ち寄る場合

京都出発9:00→豊岡カバンストリート 11:30→(ランチ&買い物)→豊岡カバンストリート14:30→和久傳ノ森15:00→(美術館鑑賞、早めの軽食など)→和久傳ノ森18:00→京都20:30

城崎温泉に一泊する場合

1日目
京都出発9:00→豊岡カバンストリート 11:30→(ランチ&買い物)→豊岡カバンストリート15:00→玄武洞公園15:20→(玄武洞見学)→玄武洞公園16:00→城崎温泉16:15

2日目
城崎温泉散策(街歩きやロープウェイなど) 城崎温泉13:00→京都16:30

お気に入りのバッグを見つけて、日帰りドライブをたっぷり楽しもう!

今回は、新生活準備とドライブを楽しめる「豊岡カバンストリート」と、その近くのスポットを紹介しました。

ぜひ日帰りで、あるいはゆっくり1泊で、但馬・丹波の買い物、グルメ、温泉をお楽しみください。

なお、豊岡方面は比較的雪が多い地域です。事前に念のために天気予報アプリやSNSで現地の天気を確認し、もし雪が降りそうならしかるべき準備をしてから出発することをおすすめします。

それでは、スタッフ一同、レンタカーのお問い合わせ・ご予約をお待ちしております!

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