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今回は、京都市内から気軽に行けるドライブスポットを紹介します。ご紹介するのは、京都のお隣、滋賀県のドライブスポット。滋賀県といえば琵琶湖ですが、琵琶湖周辺には運転しても楽しい場所がいくつもあります。その中から、最近人気のフォトジェニックなスポットを中心にピックアップしました！

1.メタセコイア並木（マキノピックランド）

まずは「これが日本？」と思ってしまうような雄大なメタセコイアの並木。滋賀県高島市マキノ町にあり、長さは約2.4kmにも及びます。並木そのものもとても美しいのですが、5月から6月はあえて少し並木から離れて眺めるのもおすすめ。水が張られた田んぼに映り込む並木がまた素敵なのです。

メタセコイアの並木があるのは「マキノピックランド」という農業公園の中。公園の中ですが、通行に料金はかかりません。せっかくですから、並木を通り過ぎるだけでなく、ピックランドの駐車場に車を止めてゆっくり並木を散策したり、マキノピックランド内の施設を楽しむのもいいですよ。

マキノピックランドの中にはカフェやレストランもあって、ドライブ中のランチや休憩にもおすすめ。メニューには滋賀県の郷土料理など、地元ならではの食材を使ったものもあります。さくらんぼやブルーベリー、ぶどうなど季節の果物の収穫も楽しめるので、デートや友達とのレジャーはもちろんご家族でのドライブにも良いと思います。

所要時間は、京都市内からだと1時間30分程度。道路の混雑状況によって多少前後します。

2.マキノ高原

メタセコイア並木を抜けて道なりに北に向かうと、マキノ高原があります。ここは滋賀・京都の人たちにとってはスキー場がある場所としても有名。夏はキャンプやバーベキュー、グラウンドゴルフが楽しめます。温泉もあるので、ドライブで疲れた体を休ませるにも良いのではないでしょうか。歩くのが好きな方には森林の中を歩けるセラピーロードもありますよ。森林浴をして温泉に入れば、心も体もすっきりリフレッシュできそうですね。

キャンプやバーベキューは手ぶらプランもあるので、夏休みなどのちょっとしたレジャーにもおすすめ。冬は雪が積もっていることも多いので、スキー等で行く場合は事前に路面状況を確認しておくと安心です。

所要時間は、メタセコイア並木から5〜10分程度。本当にすぐ近くですね。

3.マキノサニービーチ（高木浜オートキャンプ場）

5～6月になると、夏のように暑い日もちらほら出てきます。そんなときにおすすめのスポットが、琵琶湖畔にあるマキノサニービーチ、高木浜オートキャンプ場。涼しい琵琶湖の湖畔で日帰りバーベキューやオートキャンプが楽しめます。オートキャンプ場なので、約200台分という広々とした駐車場が用意されているのもうれしいですね。

手ぶらプランがないため、バーベキューをしたい場合は事前準備が必要です。バーベキューセットのレンタルもありますが、繁忙期は予約でいっぱいになるため事前に予約しておいたほうが安心です。

このあたりの琵琶湖は奥琵琶湖と呼ばれ、琵琶湖の中でも水がきれいと言われるエリア。きれいな湖水と爽やかな風、みずみずしい緑を味わえるスポットのひとつです。

メタセコイア並木からの所要時間は約5～10分。マキノ高原同様、メタセコイア並木のすぐ近くにあります。

4.今津港・竹生島めぐり

せっかく琵琶湖に来たのだから船に乗りたい。そんな時は、今津港から竹生島めぐりの船に乗ってはいかがでしょうか。琵琶湖には3つの島があるのですが、竹生島はそのひとつ。竹生島には西国観音霊場第三十番札所である宝厳寺と都久夫須麻（つくぶすま）神社があります。都久夫須麻神社は竹生島神社とも呼ばれています。

宝厳寺のご本尊は、日本三大弁天のひとつに数えられる由緒ある弁天様。都久夫須麻神社は、願いごとを書いたかわらけを投げる「かわらけ投げ」が有名です。パワースポットとも呼ばれる島で、女性グループの人気を集めています。

竹生島めぐりは所要時間が約2時間10分と長いため、最終便の出航は13時10分（増便する時期でも14時20分）とやや早めの時間。ドライブコースに入れたい場合は事前にきちんと計画を立てておいたほうがよさそうです。

レンタカーで今津港に行く場合、気になるのが港周辺の駐車場。今津港には約40台分の無料駐車場が用意されています。繁忙期は臨時駐車場が開設されるほか、周辺には有料の駐車場がいくつかあります。

メタセコイア並木からの所要時間は約15分。船に乗る場合は余裕を持って移動したほうが良いでしょう。

5.白鬚神社

白鬚神社は琵琶湖の中に立てられた大鳥居で有名な神社です。とてもフォトジェニックな光景なので、写真で見たことがある人も多いのではないでしょうか。

白鬚神社の由緒は古く、近江でも最古の大社と言われています。延命長寿、縁結び、商売繁盛や交通安全など、さまざまな御利益があるのだそう。交通安全のお守りもあるので、自動車や二輪の運転をする人ならお参りして、お守りを受けるのも良いのではないかと思います。

そしてやっぱり見ておきたいのが湖中大鳥居。公式ホームページによると、この大鳥居は室町時代の屏風絵にも描かれているそうです。とはいえ、実在した証拠はないそうで、実際に建てられたのは昭和12年。今の鳥居はそれから2代目で、昭和56年に建て直されたものとのこと。広島の厳島神社を思い出させる様子から「近江の厳島」と呼ぶ人もいるスポットです。

大鳥居と本殿・拝殿の間には国道161号線が通っています。ここは横断歩道などがなく横断はとても危険です。道路から大鳥居前の波打ち際には階段で降りられるようになっているのですが、道を渡るときはくれぐれも気をつけてくださいね。

駐車場は参拝者用の駐車場が用意されています。メタセコイア並木からの所要時間は約30分。メタセコイア並木から南側、つまり京都寄りの場所にあるので、メタセコイア並木を楽しんだ帰りに立ち寄るのも良いと思います。

メタセコイア並木やその周辺をドライブするときのおすすめ車種は……？

メタセコイア並木やその周辺をドライブするときは、軽乗用車、コンパクトカー、普通乗用車がおすすめです。京都に近く、高速道路に乗ることなく一般道をずっと使うルートなので、自分が運転しやすいタイプの車をお選びいただいて大丈夫ですよ。

ただし、マキノ高原やオートキャンプ場でアウトドアを楽しみたい場合は、1BOXのミニバンやワゴンを選んだほうが良いでしょう。特にオートキャンプを楽しみたいときは、キャンプ用品をたくさん積めるミニバンがおすすめです。祖父母世代から孫世代までそろって琵琶湖を楽しみたい場合も、ミニバンやワゴンなど大人数が乗れる車種を選ぶと良いでしょう。

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