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梅雨の晴れ間にあじさいドライブ!京都近郊の人気スポットを5つ紹介します

2022.06.15
  • コラム

こんにちは、京都のレンタカー会社、ベストレンタカーです。

雨が多くじめっとした6月。しかし6月には6月の美しい風景が楽しめます。そこで今回は、この時期のお楽しみのひとつである「あじさい」が楽しめる名所を5つ紹介します。梅雨の晴れ間のドライブ旅行にいかがでしょうか。

1.柳谷観音 楊谷寺

柳谷観音 楊谷寺は、京都府長岡京市にあるお寺です。歴史は非常に古く、創建は806年。平安時代のごく初期ですね。境内には独鈷水(おこうずい)という、弘法大師ゆかりの水が湧いています。

独鈷水は眼病平癒に効くと言われていて、江戸時代には皇室に献上していた時期もあったそうです。運転に視力はとても大切なもの。いつまでも安全に楽しく車を運転できるよう、お参りしてみてもいいかもしれません。

柳谷観音の境内には約5000株のあじさいが植えられています。毎年6月になると「あじさいウィーク」が開催され、たくさんの人で賑わいます。また、最近は美しい花手水でも人気なので、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

2022年のあじさいウィークの期間は6月30日まで。限定御朱印の配布や普段は非公開である上書院の特別公開なども行われるので、興味がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

柳谷観音へは、京都市内から国道171号線を使って約40~50分。ほぼ車でないとアクセスできない場所なので、駐車場は充実しています。とはいえ、あじさいの時期になると駐車場、道路ともに混雑しがちです。少し余裕を見て出発したほうが安心です。

2.三室戸寺

三室戸寺は、京都府宇治市にあるお寺です。創建は平安京遷都前の770年ですから、平安京よりも長い歴史を持っているお寺ということになりますね。境内に植えられているあじさいは50種類、約2万株。あじさいの名所というと必ずといっていいくらい名前が挙がる有名なところです。

三室戸寺のあじさいといえば、最近有名なのが「ハートのあじさい」。

文字通りハートの形をしたあじさいなのですが、これは特にそういう品種のあじさいがあるわけではありません。球状に咲くあじさいが重さで垂れ下がって、ハートの形になるのです。

つまり、ハートの形になるのはまったくの偶然。しかも、重さで垂れ下がったほんのわずかな時期にしか見られないので、見つけるのは結構レア。

こういった事情から、ハートのあじさいを見つけたら恋の願いが叶うとも言われているんですよ。三室戸寺ではハートのあじさいのお守りなどもありますので、こちらも要チェックです。

三室戸寺へは、京都市内から車で約40分。一般道を使うルートと、第二京阪道路(有料)を使うルートがあります。

駐車場もありますが、あじさいの時期、特に土日は早い時間に満車になります。周囲の道路も渋滞するので、土日にドライブするのはあまりおすすめできません。可能であれば、混雑を避けるためにも平日に訪れたほうがいいかもしれません。

3.三千院

京都市左京区大原にある三千院も、あじさいの名所のひとつです。三千院の発祥は、伝教大師最澄が比叡山に作ったお堂。お堂は比叡山から坂本、洛中などを転々と移動し、明治に入ってから大原に落ち着き、三千院という名になったのだとか。

三千院の境内にはあじさい苑があり、約1000株のあじさいが植えられています。特に注目したいのは星あじさいと呼ばれるあじさい。七段花(しちだんか)とも呼ばれる品種で、星形に見えるガクが可愛く人気があるあじさいです。

6月はさらにみずみずしく美しい苔や新緑も楽しめます。大原というと紅葉のイメージが強いかもしれませんが、初夏の爽やかさもまた格別です。

三千院へは京都市内から約30分あまり。市内から八瀬方面に向かい、国道367号線を北に走りると到着です。三千院の専用駐車場はありません。近くに観光駐車場などがあるので、それを利用しましょう。

大原へのアクセスは国道367号線しかないため、観光シーズンには渋滞も起りがちです。駐車場も混雑しがちなので、念のため出かける前は渋滞情報を確認しておくと良いでしょう。

4.東光院

東光院は京都府綾部市にあるお寺。673年創建と伝わっていて、こちらもやはりかなりの古刹です。

正式名称は「法隆寺東光院」……というと、「えっ、奈良の法隆寺と何か関係があるの?」と思う人もいるのではないでしょうか。東光院のホームページによると、近くの地名に奈良の法隆寺近くと似たようなものがあり、無関係とも思えない、とのこと。とはいえ、はっきりと関連を示す資料はないようです。何か関連があったのかなーと思いながら散策するのも楽しいかもしれません。

東光院に植えられているあじさいは、約2500株と言われています。6月4日から7月3日までは、境内に1000以上の風鈴が掛けられる「あじさい風鈴まつり」が開催中。風鈴の音を聞きながらあじさいを楽しむことができます。色とりどりのあじさいと風鈴、そして風鈴の涼やかな音の共演は写真・動画映えすること間違いなしですね。

京都市内からは、京都縦貫自動車道(有料)を使って1時間30~40分。あやべICで京都縦貫自動車道を降り、10分程度で到着します。東光院の手前は車一台しか通れない程度の細い道になっているので、運転にはご注意を。もちろん、駐車場もあります。

5.舞鶴自然文化園

西日本最大級のあじさい園が京都府にあるのはご存知でしょうか。それが、京都府舞鶴市にある舞鶴自然文化園です。あじさい園に植えられているあじさいは約10万株にもなるそうです。

みわたす限りのあじさいは、あじさいの海とも呼ばれるほど。さらに舞鶴という立地ならではの、海とあじさいの共演も楽しめます。咲き誇るあじさいの向こうに舞鶴港を望む風景が楽しめるのはここならでは。京都というとどうしても内陸の市内に注目しがちですが、北部に足を伸ばせば海も楽しめるのです。ぜひ、この機会に京都の海も楽しんでみてはいかがでしょうか。

なお、あじさい園の開園は期間限定です。2022年は6月10日から26日までの16日間のみ。そのため、土日は少々混み合いますのでご注意ください。

レンタカーを1泊2日プランで借りて、初日は舞鶴観光を満喫して宿泊、2日目に朝一番からあじさい園を楽しんで京都に戻る、なんてプチレンタカー旅行もいいかもしれませんね。

舞鶴自然文化園へは、京都市内から京都縦貫自動車道を使って約2時間。舞鶴東ICで京都縦貫自動車道を降り、舞鶴野原港高浜線を約20分あまり走ると到着です。普通車約100台分の無料駐車場があり、安心してドライブに行けそうです。

6月のドライブは路面と天気に気をつけて

京都近郊のあじさいの名所を5つ紹介しました。名所の中にはシーズン中の週末は特に人が多く訪れ、混雑するところもあります。できるかぎり、お出かけ前には渋滞情報などを確認するようにしてくださいね。

あじさいが美しい季節は、雨が多い季節でもあります。雨が降ると路面の状態が悪くなるので、いつも以上に安全運転にお気を付けください。最近は突然の豪雨などもありますので、天気予報もチェックしておくと暗視です。

それでは、よいドライブを!