京都の紅葉、自動車(レンタカー)で巡って大丈夫?
- 2022.10.31
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- コラム
こんにちは、京都のベストレンタカーです。
10月ももう終わり、いよいよ京都は紅葉の季節を迎えます。
この季節、しばしば言われるのが「京都の紅葉は自動車(レンタカー)で回ってはいけない」。
レンタカー店スタッフではありますが、イチ京都人としては「ほんまそれ」と思う気持ちも大きいです。京都の紅葉を自動車(レンタカー)で巡るのはあまりおすすめできません。
しかし場合によっては、自動車(レンタカー)を利用したほうがよいこともあります。
そこで今回は、自動車での京都の紅葉観光のメリットデメリット、どういう人におすすめか、どのような車種がおすすめかを紹介します。
京都の紅葉観光をドライブで楽しみたい、という人の参考になれば幸いです。
京都の紅葉観光に自動車(レンタカー)を使うデメリット
まずは、京都の紅葉観光に自動車(レンタカー)を使うデメリットについて紹介します。
大きなデメリットは、以下の3つです。
・道路が渋滞する
・駐車場が少ない
・駐車場代がかかる
道路が渋滞する
京都はあまり大きな街ではありません。道もあまり広くありません。比較的広い幹線道路もありますが、そのような道もよく混みます。
特によく混む場所は、京都駅のバスターミナル付近、そこから北へ延びる烏丸通、京都随一の繁華街である四条通、知恩院から八坂神社、清水寺、東福寺など多くの名所に近いエリアを南北に走る東大路通などでしょう。京都人もこのあたりの道が混むのはもうすっかり「いつものこと」として受け止めていることが多いように思います。
紅葉の名所として知られるスポットはやや郊外であることがほとんど。道はさらに狭くなります。センターラインがなく、対向車とすれ違うときに譲り合わなければいけない道も珍しくありません。普段から混みやすい道である上、通行量が増える観光シーズンはさらに混雑します。
駐車場が少ない
紅葉の名所に十分な駐車場が確保されているとは限らないのも大きなデメリットです。大規模な駐車場があっても観光客が多いとすぐ満車になります。
最近はコインパーキングをカーナビで探せるようですが、コインパーキングが駐車しやすいところにあるとは限りません。駐車場を探して慣れない街をうろうろするのは時間のロスにもつながりますし、ストレスもかかります。
駐車場代がかかる
神社仏閣のなかには参拝者用の無料駐車場を設置しているところもあります。しかし、無料駐車場は早い時間に満車になりがち。必然的にコインパーキングなどの有料駐車場を利用することになります。
1ヶ所だけならまだしも、2ヶ所、3ヶ所と紅葉名所を巡る場合は、2ヶ所、3ヶ所分駐車場代がかかります。累積すると結構な金額になることもあるでしょう。
京都の紅葉観光に自動車(レンタカー)を使うメリット
お話したように、京都の紅葉観光で自動車(レンタカー)を使うことにはデメリットがたくさんあります。しかし同時に、レンタカー店スタッフとして、また自分自身自動車を運転する者として「自動車移動にもメリットはありますよ」と言いたいこともあります。
京都の紅葉観光で自動車(レンタカー)がおすすめなのは、以下のようなシーンです。
・車(レンタカー)でないと行きにくい場所に行く
・小さなお子さんや高齢のかたと一緒に観光する
車(レンタカー)でないと行きにくい場所に行く
京都市内の紅葉の名所であれば、車でないと行けない場所というのはあまりありません。清水寺、南禅寺、嵐山、瑠璃光院、高台寺、鞍馬、貴船、源光庵、大原……ほとんどの場所はバスや鉄道で行けます。
しかし、京都から少し足を伸ばすとなると、自動車(レンタカー)移動のほうが便利であることも少なくありません。
たとえば、最近人気の美山かやぶきの里。一応京都駅から直行バスは出ていますが、乗車には事前予約が必要です。JR嵯峨野線で日吉駅まで行ってバスに乗り換える方法もありますが、1~2時間に1本。そもそも京都駅から日吉駅まで直通の電車がないので、やや面倒です。
また、紅葉の穴場と言われている西山エリア、亀岡市にあるパワースポットとしても有名な出雲大神宮なども、公共交通で行くには乗り換えなどが多く、やはり面倒さを感じます。
紅葉が絶景が楽しめる嵐山・高雄パークウェイ、比叡山・奥比叡ドライブウェイ、東山ドライブウェイ(無料)のような自動車専用道路も、自動車でないと行けません。
こういう場所に行くなら、自動車(レンタカー)もおすすめできます。
小さなお子さんや高齢のかたと一緒に観光する
家族旅行などで、小さなお子さんや高齢の方と一緒に観光する場合も、自動車(レンタカー)移動のメリットが生まれます。
観光シーズン、京都のバスや鉄道は非常に混みます。
ここ数年はコロナ禍で少しは減ったとはいえ、バスも鉄道も座席に座れることはあまりありません。ベビーカーや大きな荷物を抱えているかた、もしくは足腰が弱い高齢のかたにとっては少々厳しい状況になりがちです。
また、混雑して密になった状態を避けたいと考える人もまだまだいることでしょう。
自動車の場合は、少なくとも車内は混雑知らずです。荷物が少々大きくても、ベビーカーがあっても、荷室に入れてしまえば大丈夫。観光で足がへとへとになっても、疲れたお子さんがぐずったり寝てしまったりしても、ゆったり座って移動ができます(ドライバーは大変ですが)。
京都の紅葉観光に使う自動車(レンタカー)の選びかたのポイント
紅葉観光に自動車を利用するデメリットとメリットを紹介しました。それぞれを比べて、どういう方法で京都観光を楽しむかを考えていただければと思います。
さて、では京都観光に自動車(レンタカー)を使う場合、どのようにして借りる車を選べばよいのでしょうか。
こちらの記事でも車種選びのポイントを紹介しているので、あわせて参考にしてくださいね。
おすすめは軽自動車・小型乗用車
おすすめは軽自動車、小型乗用車です。具体的な車種でいうと、ムーヴ、ワゴンR、マーチ、ヴィッツなどですね。弊社では、A-2クラス、C-1クラスと呼んでいます。
この車種の特徴は、料金が手頃であること。1泊2日(24時間)プランで、軽自動車は3,800円、小型乗用車(C-1クラス)は4,200円です。ガソリン代は別途かかりますが、カーシェアリングよりもお手頃なお値段でお使いいただけるかと思います。
また、車体の大きさがコンパクトなので運転しやすいこともおすすめ理由のひとつ。駐車もしやすいので、慣れない道や駐車場でも比較的楽に運転できます。
自家用車と同じ車種を選ぶのもおすすめ
自家用車をお持ちの場合は、自家用車と同じ車種を選ぶのもおすすめです。装備などは同一にならないかもしれませんが、同一車種であれば運転もリラックスしてできるのではないでしょうか。
ご利用料金は排気量や、ガソリンカーかハイブリッドカーかなどによって変わります。「車種とプラン」のページをご覧いただきご確認ください。
メリット・デメリットを知って、自動車(レンタカー)での京都観光をお楽しみください
秋の京都観光に自動車(レンタカー)を利用するのは、率直にいうとデメリットも大きいです。しかし、場合によってはメリットを発揮できる場合もあります。
メリットとデメリットを比較して「私の場合はレンタカーを使ったほうがよさそうだ」とお考えになるなら、ぜひレンタカーを利用して京都観光をお楽しみいただければ幸いです。ぜひ、メールやお電話でお気軽にお問い合わせ、お申し込みください。
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